2017年 01月 23日
レトロな映画館 宇都宮ヒカリ座にて 「ストリート オーケストラ」
ヒカリ座なんて
多分、高校時代の角川映画以来、来てない・・・
さて、何を観ようか・・・としばらく調べていたら
ビビビ・・・と来たのが
「ストリートオーケストラ」(HP&予告編はこちらから)
ブラジルのスラム街の子供たちのオーケストラを
プロのヴァイオリニスト ラウエチが教えていくうち
荒れすさんだ子供たちの心と音色が澄んでいく話です。
レトロな入口の階段を下り
イマドキで無い喫煙可のソファーで待って
受動喫煙・・・
入場時間になると
「お待たせしました」と声をかけてもらえます
普通映画の前は長々と予告になりますが
たった2つだけ
おまけに
「ノーモア映画泥棒」のCMも無し・・・
大手の映画館は
飲食物の持ち込み不可ですが
こちらはOK
私も近くの宮カフェで買った
玄米弁当と
水筒にお茶とコーヒーを淹れて持参しました
他のお客さんも堂々と持ち込みしてました。
本題に入ります
映画の感想ですが
これは実話を元にしています
とても素敵ですが
悲しく辛く
最後には戸惑いを感じる
後味が複雑な話でした。
音楽は太陽と同じように誰にでも平等にエネルギーを降り注ぎます。
子供はすさんだ環境の中でも
素晴らしい指導者がいれば
いつの時でも輝くことができます。
大切なことは
大人は身勝手な理由で子供を不幸にしてはいけないということ
最初
聴くに堪えない演奏をしていた子供たちが
ラウエチの指導で
音も心も目も輝いていきます。
もちろん
急に全部が改善されるわけではありませんが
心を拓くことは
可能性を放出することなのでしょう。
大人は
長い目で
温かい目で
真実の目で
地球の宝である子供たちを育てていく必要があります。
こどもの無限の可能性を
大人は見捨てずに
サポートしてあげて
不幸な子がいなくなる世の中であるよう
祈る気持ちで一杯になった映画です。
是非、ご覧ください。