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レ ミゼラブル

上映時間3時間
Sango-papaさんにお誘いを受け
2度ほど子供のインフルエンザでキャンセルになってしまいましたが
やっと行けました。

ミュージカル仕立ての映画です。
とても迫力があり、ゴージャスな予算の元作られているのが分かります。

誰もが悲しい映画。
出演者の誰もが悲しく
観客も悲しく・・・・

食べるものがなく
自分の妹のためにたった1つのパンを盗んだがために
19年も収監され奴隷状態だったバルジャン

奴隷って
本当にひどい環境に置かれるんです。
人間扱いなんてしてもらえない。

それは
世界のあちこちで
起こっていた事実。

バルジャンは仮釈放のあとも
食べるものがなく
教会でまた盗みを働いてしまいますが
司教に温かく接してもらい
改心
市長にまでなります。

しかし
バルジャンをずっと追い詰める警部のシャベール

そんな中知り合った女性ファンテーヌ
自分の娘が生きるため
娼婦となりそして息絶えた
ファンテーヌ

ファンテーヌの娘
コゼットを育て上げたバルジャン


シャベールを許す
バルジャン


フランス革命で
一般民と
軍の銃撃戦のあと
石畳の血の海を拭く女性たち

目を開けたまま
亡くなった少年は
軍の銃撃を
幼い体で受けたのです。
それも焦点として。
ふざけないで欲しい!!

人は人を裁かなくても
神は人を裁く

人は人を許しても
必ずしたことは返ってくる

ミュージカルを舞台で観るのは大好きですが
映画で観るのは
360度の舞台展開を観ているようでした。

出演者の歌唱力に感激し
生きることと
エゴの切なさ

生きたい命も
死をもって争わないと得られない、耐えられない事実

いかに
人間は、人間の体も心も傷つけ
間違った勝利を得てきたか

それが
今自分の中で起こっていないかどうか。

命は
慈しみあうものです。

もう一度観たいな。
レンタルしたら
上映会しましょう。
by kokoayuki | 2013-01-30 22:27 | 映画