2012年 02月 27日
はやぶさ 遥かなる帰還
この映画の主役は 渡辺謙演じるプロジェクトマネージャーの山口 駿一郎
実在する名前に直すと、川口淳一郎さんです。
いやいや、そのまんまです。よくぞ、似てくださったというほど
似ておりました。
どんなときも
冷静、沈着、そして化学的数字の方。
だからこそ
他人に穏やかで、優しい口調なのでしょう。
そして大きな脇役はNECの社員で一緒にイオンエンジンを開発した
吉岡秀隆演じる森内安夫。
JAXAにいながら自分はNECの社員であるという
どこかもどかしい気持ちが伝わりました。
(吉岡さんは今上映中の ALWAYSにも出演しているのでなんだか不思議な気分)
はやぶさ打ち上げから帰還までの一連の流れは
大体分かったつもりでいますが
はやぶさに関係する方々の
ドキュメンタリーに近い話しが
映画で観られるのは楽しいです。
が、
この、はやぶさ 遥かなる帰還でも
はやぶさ/HAYABUSAの映画のときも触れていた
「火星探査機のぞみ」
のぞみは火星に接触する確率の1㌫超えたため
取り決めで、いわゆるフライバイ 200億円の宇宙ゴミとなったのです。
ここのプロジェクトにも川口教授。
辛い気持ちがとっても伝わりました。
今年感激した映画度・・・☆☆☆☆☆