2011年 06月 21日
101日目の被災地・・・・2 南三陸町
ぶちきれた線路
防災庁舎
遠藤 未希さん2階で
命がけで最後まで
住民に避難を呼びかけていました。
プツッと切れたアナウンス
そして
屋上には
30人の役所職員
津波が屋上をも飲み込み
引き波になったとき
屋上の職員は10人ほどに・・・・
そこに町長さんも残っていました。
私は
防災庁舎に行って
手を合わせたいと希望がありましたが
忘れました。
「なんだこれ・・・・・・」
「なに??・なに????」
ここは海じゃない
ここには建物があったんだ
運転席に顕花されている車も少なくなかった。
奈良県警・群馬県警・警視庁・・・・
とにかく1分置き位にパトカーが回ってくる
ふと見ると防災庁舎に手を合わせる男性
ここで
私もやっと
手を合わせることを思い出した。
防災庁舎と、志津川病院は隣同士のように近い
裏手に見えるのが志津川病院
「なんで船が乗ってるの!!乗ったままなの?」
叫んでしまった
海に背を向け
冷静に
自分にも分かるように考えてみた
はるか先の海から
学校の4階より
高い水のブロックが
押し寄せて
引きを
繰り返して
ここは海の底になっていたんだ・・・・・・
地面に視線を向けると
ジャンパー
サンダル
エプロンが
砂まみれであちらこちらに散乱している。
タンスの中に収納してあって
それが流されたものだといいんだけどなあ・・・・
そう考えるのが精一杯
自衛隊の作ってくれた橋のような道路がかろうじてありがたい
この町を
復興させるのに
永田町でケンカするなら
こちらへ皆さんで来て欲しい。
被災地は
前を向いてますが
深刻です